~ソーシャルメディア利用に関するガイドラインの制定~

エムティーアイでは、ソーシャルメディアを「商品やサービスの認知拡大・ブランディングのための重要なツール」であり、「顧客や社会の声が得られる貴重なメディア」と捉え、従業員ならびに当社の業務に関わるすべての関係者(以下、従業者)が、これを積極的に活用することを推奨しています。
同時に、従業者のソーシャルメディア利用において「ソーシャルメディア利用に関するガイドライン」を制定し、従業者に対してガイドラインに関する研修を継続的に実施していくことにより、従業者がガイドラインに定められた振る舞いやマナーなどの基本原則を順守することを徹底していきます。

ソーシャルメディアご利用の皆様へ

当社の従業者が、ソーシャルメディアにおいて個人的に発言する情報は、エムティーアイの公式発表・見解を表しているものではありません。当社からの正式な発表は、企業サイト(http://www.mti.co.jp)、ニュースリリース、企業のソーシャルメディア公式アカウントなどから発信しています。

「ソーシャルメディア利用に関するガイドライン」

このガイドラインは、エムティーアイの従業者の方々に、個人または業務でソーシャルメディアに参加する際に守っていただきたい基本原則です。
インターネット上での発言が原因となって、エムティーアイの社会的信用が損なわれる可能性があります。また、エムティーアイ従業者には、ソーシャルメディアの利用においても就業規則が適用されますので、下記に留意してください。

1. エムティーアイにとってのソーシャルメディアとは
◇エムティーアイにとってのソーシャルメディアの位置づけ
ソーシャルメディアの出現により、企業と各ステークホルダーとの間に、双方向かつダイレクトなコミュニケーションモデルが成立しました。そのため、エムティーアイではソーシャルメディアを「商品やサービスの認知拡大・ブランディングのための重要なツール」であり、「顧客や社会の声が得られる貴重なメディア」として捉えています。

◇ソーシャルメディア参加についての考え方
エムティーアイは従業者が個人(プライベート)としてソーシャルメディアに参加することを歓迎します。個人としてソーシャルメディアに参加することは、「新たなコミュニケーションの在り方」や「世の中の動向」などを知る一助ともなり、日々の業務にも寄与することでしょう。
ただし、ソーシャルメディアでの不正確・不用意な言動が、実社会に対し多大なる影響を及ぼす危険性があるという点も忘れてはいけません。

2. ソーシャルメディア参加の心構え
◇公私の区別が明確ではないソーシャルメディア
ソーシャルメディアでは、個人としての立場と、エムティーアイ従業者としての立場の区別が明確ではありません。プライベートアカウントであっても、プロフィール情報や過去の投稿などから、勤めている企業や携わっているサービスの情報が分かる可能性もあります。個人の意見を発信することはもちろん自由ですが、その発言が原因となって、エムティーアイの社会的信用が損なわれる可能性があることを忘れないでください。

◇インターネットリスクの理解
インターネットには次のようなリスクがあります。良識に基づき、誠実かつ透明性の高いコミュニケーションを心がけてください。また、批判を受けるようなことがあっても、感情的に反論することは控えましょう。

①投稿した発言は、半永久的に保存されます
一度インターネット上に公開された情報は完全には削除できないことを認識してください。
たとえ自らの投稿そのものを削除したとしても、第三者による投稿のコピーや保存は容易にできてしまいます。

②投稿した発言は、インターネット上の多くの人々が閲覧可能です
インターネット上での発言は、友人以外の多くの人々も見ることができます。インターネットは、公に開かれたスペースであるという意識を持ちましょう。

③投稿した発言、およびシェア(リツイート・リポスト含む)、いいね、フォローなどのソーシャルメディア上の活動は、瞬時に拡散します
インターネット上では自らの発言、諸々のリアクションは際限なく広がっていく可能性があるという意識を持った上での投稿・リアクションを心がけましょう。

④完全な匿名は存在しません
捜査機関やプロバイダーの協力を得ずとも、普段の発言やソーシャルメディアの交友関係から、個人が特定できる可能性があるという意識を持ちましょう。これは、閲覧者を制限している非公開アカウント(鍵アカウント)であっても同様です。

3. 守っていただきたいこと
◇社内規則の順守
エムティーアイの各種規則はインターネット上の行為でも適用されます。エムティーアイの就業規則や個人情報保護方針について、理解を深めてください。

◇人種・思想・信条等の尊重
インターネット上においても、人種・思想・性別(ジェンダー)・信条等に関する差別や誹謗中傷行為は慎んでください。

◇第三者の権利保護
著作権・肖像権・プライバシー・名誉・信用・個人情報等、第三者が保有する権利の侵害、またそれを助長する行為は慎んでください。
例えば:歌詞・イラストの転載、他社商標の無断使用、一般人が写り込んだ写真の掲載、著作物や第三者が撮った写真の無断転載等

◇ステルスマーケティング行為への注意
ステルスマーケティング(ステマ)にあたる行為には日頃から注意するようにお願いします。
※ステルスマーケティングとは、第三者的な立場を偽装して、消費者に宣伝と気づかれないよう自社の商品やサービスを宣伝したり、有利な口コミ等を投稿したりすることを指します。
個人でのソーシャルメディア活用の場合は、企業側から依頼されてステルスマーケティングと気が付かず投稿してしまうなどのリスクがあるため、十分に気を付けてください。

◇機密情報の保護 
会社が決定した公表タイミング前の商品情報・サービス情報、買収・合併に関する情報、その他業務上知り得たエムティーアイおよび取引先に関する情報には守秘義務があります。これらについては言及を禁止します。

◇エムティーアイ従業者であることの自覚
公私の区別が明確ではないソーシャルメディアにおいては、個人の発言が原因となって、エムティーアイの社会的信用が損なわれる可能性があることを認識してください。会社の公式見解を発言することは、エムティーアイが運営するウェブサイト・企業アカウントのみに認められていることも理解してください。

例えば以下のような発言にご注意ください。
・特定の個人・企業を誹謗中傷する発言
・相手よりも格上であるような発言
・不敬な言い方を含む発言
・違法行為または違法行為を煽る発言
・単なる噂や噂を助長させる発言
・猥褻な内容を含む発言やウェブページへのリンク
・その他公序良俗に反する発言 等

◇不確定情報(フェイクニュース)への注 
近年はソーシャルメディアなどを用いて誰でも簡単に情報が発信できるようになったことで、虚偽の情報であるフェイクニュースや 不確かで真意のわからない情報が流され、瞬く間に拡散してしまうケースも少なくないため、情報源には常に注意が必要です。フェイクニュースは配信だけではなく、拡散しただけの人も罪に問われる可能性があります。
メディアやWEBサイト、著名人などの発言は情報源として不正確な場合も多いということを理解したうえでのソーシャルメディア活用を心がけましょう。

◇その他 
ソーシャルメディア上の活動においては、以下の行為について常に注意を払ってください。
・法令に違反するもの
・中傷・犯罪行為の「助長」
・政治・宗教・思想・性・犯罪行為・事件などの話題への言及、およびリアクション
・公序良俗に反する行動
・有害プログラムの拡散

<上記に加え、企業の公式アカウントに携わる方々に注意していただきたい点>

1. 「事業アカウントでの発言 = エムティーアイの公式見解」となることを自覚
公式アカウントでの発信は、企業やサービスの公式見解と捉えられることを自覚し、個人的な感情や思いなどの発信の場ではないという意識を常に持ちましょう。

2. 正確性の追求
事業活動として運営するアカウントでは、伝聞や推測に頼らず正確な情報を発言し、誤解を招くような不正確な発言は避けてください。不確かな情報の投稿、およびシェアやいいね、リツイートなどのリアクションを行うことは、企業、およびサービスの信頼に関わります。

3. 迅速な対応
お客様の発言等へのフィードバックを行う場合には、迅速かつ真摯に対応し、タイムリーなコミュニケーションを心がけてください。

4. 相手先への配慮 
ユーザー・取引先・競合各社等に対しての発言には細心の注意を払ってください。
例えば以下のような発言にご注意ください。
・特定の個人・企業を誹謗中傷する発言
・相手よりも格上であるような発言
・不敬な言い方を含む発言
・違法行為または違法行為を煽る発言
・単なる噂や噂を助長させる発言
・猥褻な内容を含む発言やウェブページへのリンク
・その他公序良俗に反する発言等

 

本ソーシャルメディアガイドラインに関するお問い合わせ
 株式会社エムティーアイ 広報部
 TEL:03-5333-6755  
 受付時間:平日10時~18時30分(土日祝日は休ませていただきます。)
 E-mail: mtipr@mti.co.jp