エムティーアイが気象研究所の委託先に採択 

 株式会社エムティーアイ(東京都新宿区、以下「当社」)は、内閣府が主導する官民研究開発投資拡大プログラム(PRISM)※において、気象庁気象研究所(茨城県つくば市、以下「気象研究所」)が2018年より実施する「AIを用いた竜巻等突風・局地的大雨の自動予測・情報提供システムの開発」の委託先として2022年度も採択されました。  5年連続の採択となる本年度は、「気象レーダーとカメラ映像を組み合わせた深層学習による運転支援のための高度な気象情報生成システムの研究開発」において、これまで開発したパソコン用システムの竜巻・局地的大雨の探知・追跡情報と交通データおよび撮影者の視点を組み合わせたアラート情報生成システムのスマートフォンやタブレットへの搭載や、昨年度開発を担った竜巻・局地的大雨などの顕著現象撮影アプリの高度化を実施します。  ※内閣府ホームページ:https://www8.cao.go.jp/cstp/prism/index.html ◆研究開発委託の背景  竜巻などの突風や局地的大雨による被害は国内外問わず相次いでいますが、局地的・突発的に発生することが多いこのような大気現象は、探知や高精度での予測は困難と言われています。  気象研究所では、内閣府が主導する官民研究開発投資拡大プログラム(PRISM)において、2018年よりAI(人工知能)を活用し、竜巻の進路や局地的大雨の予測精度の向上を目指す取組みを実施しており、またそれらのデータを活用し鉄道や航空機などの安全運行をサポートするシステムの開発を行っています。  当社は、ゲリラ豪雨検知アプリ『3D雨雲ウォッチ』や航空気象システム『ARVI』などの気象情報サービスを提供し、利用者が直感的に危険を察知できるよう雨雲を3Dで立体的に描画する意匠権を保有していることや、交通情報を取り扱うサービスの開発実績があることから、気象研究所の委託先として本年度も含め5年連続採択されています。 <これまでの取組み> 2018年度~2020年度 鉄道事業者と航空事業者を対象に、竜巻等突風の予測情報と列車の運行情報や航空機の位置情報などを組み合わせ、竜巻等突風や局地的大雨による危険性を知らせるアラート情報を生成するシステムの開発。※1 2021年度 竜巻・局地的大雨の探知結果をスマートフォンやタブレット端末に通知するサーバーシステムと、ユーザーが撮影した気象状況の画像情報をシステムへ登録する一連の機能を搭載した撮影アプリの開発。 ◆2022年度の取組み内容について  本年度は、これまでに開発したPC用の竜巻・局地的大雨など(顕著現象)の探知・追跡情報と交通データおよび撮影者の視点を組み合わせたアラート情報生成システムを、スマートフォンやタブレット端末向けに改良し、スムーズな操作や効果的な情報表示を実現することで、将来的なサービス実用化に向けたニーズ調査へ活用します。  また、昨年度開発を担った竜巻・局地的大雨などの顕著現象撮影アプリにおけるUI/UX※2改善を通じて、複数の竜巻・局地的大雨の探知情報が発生した場合の表示改良など、機能の高度化も行います。  さらに、日本同様竜巻が多い海外で利活用されることで、竜巻や局地的大雨による被害軽減につなげられる可能性も見据え、スマートフォンアプリの多言語化対応や海外地図上で竜巻データを表示する機能などの開発を行い、ニーズ調査※3につなげます。 実施期間:令和4年6月22日から令和5年3月31日 ※本委託研究には、官民研究開発投資拡大プログラム(PRISM)予算が活用されています。   <ゲリラ豪雨検知アプリ『3D雨雲ウォッチ』について> 最先端の気象レーダー「フェーズドアレイレーダ」や気象庁Cバンド気象レーダーの観測データを用いて全国の雨雲を3D描画で表示し、今まで察知が難しかったゲリラ豪雨発生の可能性を予測し、約15分~20分前にスマートフォンのプッシュ通知でお知らせするサービスです。また、落雷情報や予測が難しい強い雪・豪雪(地域により基準値設定)の可能性なども通知することで、突発的な気象災害への対策をサポートし被害軽減を目指しています。 2020年度グッドデザイン賞を受賞し、利用者が直感的に危険を察知できるようデザインにも工夫をしています。 URL:http://pawr.life-ranger.jp   <航空気象システム『ARVI』『3DARVI』について> 『ARVI』は、航空機の運航に影響を与える気象情報とフライトプランを、ひとつの画面でまとめて確認ができる航空気象システムです。 リアルタイムな気象現象と飛行ルートをひと目で確認でき、運航管理者による気象条件の良いルート選択や、安全なフライトプランの作成を支援します。また、データ量の大きい複数の気象情報を重ねて表示してもスムーズに操作ができるため、パイロットや運航管理者は、飛行ルート上に危険な気象現象が発生していないかを素早く確認でき、業務の効率化も図ります。さらに気象現象を3Dで可視化する『3DARVI』も提供し、直感的かつ迅速な情報の把握を可能とすることで、航空機の安全な運航をサポートしています。 『ARVI』の詳細についてはこちら...

【母子モ】母子手帳アプリ『母子モ』が東京都板橋区、栃木県宇都宮市、山口県山陽小野田市ほか4自治体で提供開始!

2022年7月1日、母子モ株式会社より以下のニュースリリースを配信しました。   母子手帳アプリ『母子モ』が新潟県加茂市で提供を開始!   母子手帳アプリ『母子モ』が福岡県苅田町で提供を開始!   母子手帳アプリ『母子モ』が栃木県宇都宮市で提供を開始!   母子手帳アプリ『母子モ』が山口県山陽小野田市で提供を開始!   母子手帳アプリ『母子モ』が長野県富士見町で提供を開始!   母子手帳アプリ『母子モ』が北海道西興部村で提供を開始!   母子手帳アプリ『母子モ』が東京都板橋区で提供を開始!  

カラダメディカ、丸紅、エムティーアイが新会社「LIFEM(ライフェム)」を設立

           株式会社カラダメディカ(以下、「カラダメディカ」)と丸紅株式会社(以下、「丸紅」)、ならびに株式会社エムティーアイ(以下、「エムティーアイ」)は、働く女性の健康課題を改善し、誰もが働きやすい社会の実現を目指すべく、新会社として株式会社LIFEM(ライフェム/以下、「LIFEM」)を2022年7月1日に設立します。   ■ 設立の背景  経済産業省の調査(*1)によると、月経に関連した症状において働く女性の94%、また、更年期症状においては症状を自覚している女性の95%が、それらによって仕事のパフォーマンスに影響を感じています。更に、不妊治療の件数も増加傾向で、2018年に誕生した新生児の約14人に1人が生殖補助医療によって誕生しているという実態があります。  一方で、月経痛や月経前症候群(PMS)の改善策のひとつである低用量ピルの服用率は低く、婦人科受診への抵抗感も根強いのが現状です。また、更年期症状によるキャリアの断念、不妊治療と仕事の両立の困難さなど、女性の健康課題がもたらす影響は多様であり、社会全体で解決すべきとの認識が広まっています。  カラダメディカと丸紅、ならびにエムティーアイは、2021年7月に業務提携し、働く女性の健康課題改善をサポートする法人向けフェムテック(*2)サービスの開発・提供を行ってきました。このサービスは、経済産業省による令和3年度「フェムテック等サポートサービス実証事業費補助金」(*3)に採択されるなど、企業が率先して女性の健康課題を改善していくアプローチとして期待され、2022年3月からはサービス名を『ルナルナ...
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