【ソラミチシステム】第15回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会のシンポジウムにソラミチシステム 代表取締役 田浦貴大が登壇しました


 2024年6月7日(金)から6月9日(日)にアクトシティ浜松で開催された「第15回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会」のシンポジウム「総合診療医と薬剤師で語る薬局の未来!~新時代のプライマリ・ケア薬剤師とは?~」に、株式会社ソラミチシステム(以下、「ソラミチシステム」) 代表取締役の田浦貴大が登壇しました。

 

 日本プライマリ・ケア連合学会では、世界的に甚大な影響を及ぼしたCOVID-19パンデミックなどによってプライマリ・ケアの重要性が再認識されている現在、人口減少社会におけるプライマリ・ケア提供体制のあり方や国際標準の専門医制度、多職種連携による地域包括ケアシステムへの貢献など様々な課題に取り組んできました。今回の学術大会では、「誰一人取り残さない持続可能なプライマリ・ヘルス・ケアに向けて」をテーマとして、未来の医療へと引き継ぐ「持続可能なプライマリ・ヘルス・ケア」のあり方について多様な角度から議論と交流が行われました。

 

 シンポジウム「総合診療医と薬剤師で語る薬局の未来!~新時代のプライマリ・ケア薬剤師とは?~」では、医師で藤田医科大学連携地域医療学の大杉泰弘氏、マイライフ株式会社代表取締役の糸賀誠氏、和歌山県立医科大学薬学部社会・薬局薬学研究室教授の岡田浩氏と共に田浦が登壇しました。大杉氏からは、コミュニティホスピタルの紹介と総合診療医からみた薬局の可能性について、糸賀氏からは、地域の「健康寿命延伸」に本気で取り組む薬局の具体的な事例とその効果、薬局の新しい未来のカタチについて、岡田氏からは、国内外で進む薬局を活用する予防や慢性疾患管理の研究結果が語られました。

 田浦からは「DXによる薬局変化の可能性」として、クラウド電子薬歴『CARADA 電子薬歴 Solamichi』 を運営するソラミチシステムが株式会社corteと共同開発した、薬剤師が服薬指導の際の患者との会話を薬歴記載用に文章要約することができる、ChatGPTを活用したAI薬歴作成支援サービス「corte(コルテ)」についてデモを交えて紹介しました。また、「プライマリ・ケアの実現に向けて何かを改善しようと思っていても忙しい薬局にとってなかなか進まないこともあると思う。“いい薬局”には誰でも使いこなせる“標準化”、患者との繋がりを強化する“ハートフル”、業務時間を減らす“効率化”の3つの視点が大事だと考えている。その実現のためにITの力を使ってサポートしていきたい」とメッセージを伝えました。

 本シンポジウムは、会場、オンライン視聴合わせて130名以上と多くの方に参加いただき、参加者からの質疑応答では、「総合診療医と薬局がプライマリ・ケアの提供者として人々の健康を支えていく可能性が感じられた。」などの声も寄せられました。

 

左から マイライフ株式会社 代表取締役 糸賀誠氏、藤田医科大学連携地域医療学  大杉泰弘氏、藤田医科大学連携地域医療学 溝江篤氏、
ソラミチシステム 代表取締役 田浦、和歌山県立医科大学薬学部社会・薬局薬学研究室教授 岡田浩氏

 

 今後もソラミチシステムは、『CARADA 電子薬歴 Solamichi』を通して、様々な薬剤師業務をナビゲーション・サポートし、一人ひとりのニーズにあった医療や介護サービスを誰もが受けられる地域医療の実現に貢献します。

 

※corte、コルテは、株式会社corteの商標登録です。
※ChatGPT、GPTは、米OpenAI社の商標です。

 

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