コンディショニングノート『Atleta(アトレータ)』がデフバレーボール男子日本代表チームに導入!

 株式会社エムティーアイが提供する、スポーツチームをサポートするコンディショニングノート『Atleta(アトレータ)』は、聴覚障がい者によるバレーボールであるデフバレーボール※の男子日本代表チーム(以下、デフバレー男子日本代表)に導入され、10月1日(日)より提供を開始しています。  『Atleta』は、幅広い競技においてプロ・アマチュア問わず累計1,900チーム以上への導入実績があり、今回、チームのコミュニケーション強化や食事記録などコンディション管理を通じた選手一人ひとりの意識向上を目的として『Atleta』が採用されました。  『Atleta』は今後も、ICTを活用して、スポーツ選手の技術力向上やチーム力強化に貢献していきます。 ◆デジタルを活用して、世界大会での金メダル獲得を目指すデフバレー男子日本代表をサポート!  デフバレー男子日本代表は、選手が全国各地から招集されるため、選手や監督、スタッフなど関係者全員が集合して行う強化練習は、月1回程度に限られています。そのため、日頃の連絡事項や体調チェックといったチーム作りに必要とされる情報が集約されておらず、スタッフからの情報発信や選手のコンディション管理に多大な労力を要していました。  そこで、今回、チームのコミュニケーションを集約することと、コンディションチェックを通して選手の自立性・自主性を育むことを目的に『Atleta』が導入されました。 ◆情報共有の利便性向上とコンディション管理のデジタル化でチームをさらに強化!  『Atleta』は、スポーツチームのコミュニケーションとコンディショニングをサポートするサービスです。デフバレー男子日本代表では「連絡ボード」機能を活用してチーム全員への一斉連絡を効率化するとともに、個別の選手とのやり取りも一つに集約することで、選手ースタッフ間やスタッフ同士のチーム内のスムーズなコミュニケーションの構築を目指します。  さらに、選手のコンディション管理においては、食事の内容を入力すると摂取した栄養素などがグラフ表示される「食事管理機能」を活用し、選手自身が日々の食事に目を向けるきっかけをつくり、コンディショニングへの意識変化を通じて、自立的・自主的に体づくりに取り組めるようサポートします。また、監督やスタッフの手元には選手全員の日々の状況に関する情報が集約され、選手のモチベーションやコンディションを一目で把握することができ、強化練習のプランニングやトレーニング計画に役立てることができます。  『Atleta』は、チームとしての活動時間や場所に制約があるデフバレー男子日本代表のスムーズなコミュニケーションや選手のコンディション管理のサポートを通じて、2024年と2025年に控える世界大会での金メダル獲得に向けたチーム力強化を支援します。 ※デフバレーボール:聴覚障がい者によるバレーボールのこと。チームメイトの声、審判の笛の音、ボールをはじく音などが聞こえない状態でプレーをする。インドアは6人制、ビーチバレーは2人制で行われ、それぞれコートや用具、競技形式など一般のバレーボールのルールと同じ。 ◆『Atleta』について:https://www.climbfactory.com/atleta/ 『Atleta』は、部活動などのスポーツチームの「コンディショニング」と「コミュニケーション」をサポートする機能を備えたサービスで、累計1,900を超える全国の部活動、クラブチームに利用されてきました。日々の体調や疲労度、食事や睡眠などの生活習慣に関するデータやトレーニングの内容、時間、強度などを選手が記録し、指導者はそれを一覧で確認し、把握することが可能なコンディション管理機能や、指導者からチーム全体や個々人に向けたメッセージ、ファイル、動画の配信や、選手との双方向のやりとりなど、チームのコミュニケーションをより深めるコミュニケーション機能などを備え、スポーツの現場におけるデジタルの活用を推進します。     報道関係の方からのお問い合わせ先 株式会社エムティーアイ...

 株式会社エムティーアイが提供する、スポーツチームをサポートするコンディショニングノート『Atleta(アトレータ)』は、聴覚障がい者によるバレーボールであるデフバレーボール※の男子日本代表チーム(以下、デフバレー男子日本代表)に導入され、10月1日(日)より提供を開始しています。
 『Atleta』は、幅広い競技においてプロ・アマチュア問わず累計1,900チーム以上への導入実績があり、今回、チームのコミュニケーション強化や食事記録などコンディション管理を通じた選手一人ひとりの意識向上を目的として『Atleta』が採用されました。
 『Atleta』は今後も、ICTを活用して、スポーツ選手の技術力向上やチーム力強化に貢献していきます。

◆デジタルを活用して、世界大会での金メダル獲得を目指すデフバレー男子日本代表をサポート!

 デフバレー男子日本代表は、選手が全国各地から招集されるため、選手や監督、スタッフなど関係者全員が集合して行う強化練習は、月1回程度に限られています。そのため、日頃の連絡事項や体調チェックといったチーム作りに必要とされる情報が集約されておらず、スタッフからの情報発信や選手のコンディション管理に多大な労力を要していました。
 そこで、今回、チームのコミュニケーションを集約することと、コンディションチェックを通して選手の自立性・自主性を育むことを目的に『Atleta』が導入されました。

◆情報共有の利便性向上とコンディション管理のデジタル化でチームをさらに強化!

 『Atleta』は、スポーツチームのコミュニケーションとコンディショニングをサポートするサービスです。デフバレー男子日本代表では「連絡ボード」機能を活用してチーム全員への一斉連絡を効率化するとともに、個別の選手とのやり取りも一つに集約することで、選手ースタッフ間やスタッフ同士のチーム内のスムーズなコミュニケーションの構築を目指します。
 さらに、選手のコンディション管理においては、食事の内容を入力すると摂取した栄養素などがグラフ表示される「食事管理機能」を活用し、選手自身が日々の食事に目を向けるきっかけをつくり、コンディショニングへの意識変化を通じて、自立的・自主的に体づくりに取り組めるようサポートします。また、監督やスタッフの手元には選手全員の日々の状況に関する情報が集約され、選手のモチベーションやコンディションを一目で把握することができ、強化練習のプランニングやトレーニング計画に役立てることができます。
 『Atleta』は、チームとしての活動時間や場所に制約があるデフバレー男子日本代表のスムーズなコミュニケーションや選手のコンディション管理のサポートを通じて、2024年と2025年に控える世界大会での金メダル獲得に向けたチーム力強化を支援します。

※デフバレーボール:聴覚障がい者によるバレーボールのこと。チームメイトの声、審判の笛の音、ボールをはじく音などが聞こえない状態でプレーをする。インドアは6人制、ビーチバレーは2人制で行われ、それぞれコートや用具、競技形式など一般のバレーボールのルールと同じ。

◆『Atleta』について:https://www.climbfactory.com/atleta/

『Atleta』は、部活動などのスポーツチームの「コンディショニング」と「コミュニケーション」をサポートする機能を備えたサービスで、累計1,900を超える全国の部活動、クラブチームに利用されてきました。日々の体調や疲労度、食事や睡眠などの生活習慣に関するデータやトレーニングの内容、時間、強度などを選手が記録し、指導者はそれを一覧で確認し、把握することが可能なコンディション管理機能や、指導者からチーム全体や個々人に向けたメッセージ、ファイル、動画の配信や、選手との双方向のやりとりなど、チームのコミュニケーションをより深めるコミュニケーション機能などを備え、スポーツの現場におけるデジタルの活用を推進します。

 

 

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エムティーアイが東京都体育協会の「トップアスリート発掘・育成事業」と 「パフォーマンスサポート事業」の委託先に採択!

 株式会社エムティーアイ(以下、当社)は、東京都生活文化スポーツ局と公益財団法人東京都体育協会の共催事業である「トップアスリート発掘・育成事業」および「パフォーマンスサポート事業」の委託先として採択されました。両事業において、『Atleta』を提供し、アスリートのコンディション記録を蓄積して指導者の日々の指導を助けるとともに、蓄積したデータをトレーニングの効率化、怪我の予防などにつなげることでチームの競技力向上を支援します。  なお、当社は、東京都教育庁の「デジタル技術を活用した運動部活動の推進におけるコンディショニングアプリの活用業務」の委託先にも2022年度と2023年度の2年連続で採択されており、東京都のスポーツ現場におけるデジタル利活用の推進をより一層サポートしていきます。 ◆「トップアスリート発掘・育成事業」と「パフォーマンスサポート事業」について  「トップアスリート発掘・育成事業」では、都内の中学3年生を対象に、オリンピックなどの国際大会で活躍できる将来有望な選手を発掘し、「東京育ちのアスリート」の育成、強化を行っています。また、「パフォーマンスサポート事業」は、都内の高校生アスリートのコンディション管理を実施することで、国民体育大会などの競技会で東京都の代表選手として活躍できるよう、競技力向上を図っています。 ◆実施概要  『Atleta』の提供を通じて、両事業の事務局職員、競技団体の指導者、選手をサポートする専門家、選手およびその保護者へのスムーズな情報共有を支援します。日々のコンディション情報やメディカルチェックなどの各種測定結果については、最新のデータだけではなく過去の記録も含め、いつでも必要な時に確認できるので、指導者側からのアドバイスやフィードバックの際に利活用できるようになります。選手が「アスリートとしての成長」をするために、『Atleta』が選手と指導者をより強固につなげます。 <実施内容> 『Atleta』アプリの提供と活用支援   選手は日々の体調や疲労度、食事や睡眠といったコンディショニングにかかわるデータやトレーニングの感想、気づきなどを『Atleta』に記録します。指導者はそれをリアルタイムに確認することができます。当社では、指導者が日々の指導やトレーニングメニューに活用できるよう、選手が入力したデータの分析や目的に応じたデータの見方の「ノウハウ」などを提供します。 <期間> 2023年4月から2024年3月 ※4月より順次開始。開始時期は競技によって異なります。 ◆『Atleta』について 『Atleta』は、部活動などのスポーツチームの「コンディショニング」と「コミュニケーション」をサポートする機能を備えたサービスで、累計1,600を超える全国の部活動、クラブチームに利用されてきました。日々の体調や疲労度、食事や睡眠などの生活習慣に関するデータやトレーニングの内容、時間、強度などを選手が記録し、指導者はそれを一覧で確認し、把握することが可能なコンディション管理機能や、指導者からチーム全体や個々人に向けたメッセージ、ファイル、動画の配信や、選手との双方向のやりとりなど、チームのコミュニケーションをより深めるコミュニケーション機能などを備え、スポーツの現場におけるデジタルの活用を推進します。 サービス詳細はこちら:...

 株式会社エムティーアイ(以下、当社)は、東京都生活文化スポーツ局と公益財団法人東京都体育協会の共催事業である「トップアスリート発掘・育成事業」および「パフォーマンスサポート事業」の委託先として採択されました。両事業において、『Atleta』を提供し、アスリートのコンディション記録を蓄積して指導者の日々の指導を助けるとともに、蓄積したデータをトレーニングの効率化、怪我の予防などにつなげることでチームの競技力向上を支援します。
 なお、当社は、東京都教育庁の「デジタル技術を活用した運動部活動の推進におけるコンディショニングアプリの活用業務」の委託先にも2022年度と2023年度の2年連続で採択されており、東京都のスポーツ現場におけるデジタル利活用の推進をより一層サポートしていきます。

◆「トップアスリート発掘・育成事業」と「パフォーマンスサポート事業」について

 「トップアスリート発掘・育成事業」では、都内の中学3年生を対象に、オリンピックなどの国際大会で活躍できる将来有望な選手を発掘し、「東京育ちのアスリート」の育成、強化を行っています。また、「パフォーマンスサポート事業」は、都内の高校生アスリートのコンディション管理を実施することで、国民体育大会などの競技会で東京都の代表選手として活躍できるよう、競技力向上を図っています。

◆実施概要

 『Atleta』の提供を通じて、両事業の事務局職員、競技団体の指導者、選手をサポートする専門家、選手およびその保護者へのスムーズな情報共有を支援します。日々のコンディション情報やメディカルチェックなどの各種測定結果については、最新のデータだけではなく過去の記録も含め、いつでも必要な時に確認できるので、指導者側からのアドバイスやフィードバックの際に利活用できるようになります。選手が「アスリートとしての成長」をするために、『Atleta』が選手と指導者をより強固につなげます。

<実施内容> 『Atleta』アプリの提供と活用支

  選手は日々の体調や疲労度、食事や睡眠といったコンディショニングにかかわるデータやトレーニングの感想、気づきなどを『Atleta』に記録します。指導者はそれをリアルタイムに確認することができます。当社では、指導者が日々の指導やトレーニングメニューに活用できるよう、選手が入力したデータの分析や目的に応じたデータの見方の「ノウハウ」などを提供します。

<期間> 2023年4月から2024年3月 ※4月より順次開始。開始時期は競技によって異なります。


◆『Atleta』について

『Atleta』は、部活動などのスポーツチームの「コンディショニング」と「コミュニケーション」をサポートする機能を備えたサービスで、累計1,600を超える全国の部活動、クラブチームに利用されてきました。日々の体調や疲労度、食事や睡眠などの生活習慣に関するデータやトレーニングの内容、時間、強度などを選手が記録し、指導者はそれを一覧で確認し、把握することが可能なコンディション管理機能や、指導者からチーム全体や個々人に向けたメッセージ、ファイル、動画の配信や、選手との双方向のやりとりなど、チームのコミュニケーションをより深めるコミュニケーション機能などを備え、スポーツの現場におけるデジタルの活用を推進します。

サービス詳細はこちら: https://www.climbfactory.com/atleta/

 

 

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トレーナーのための電子カルテ『CLIMB TR』がパーソナルジムスタジオ「UPRIGHT」に導入!

 株式会社エムティーアイ(東京都新宿区、代表取締役社長:前多 俊宏、以下「当社」)が提供するトレーナーのための電子カルテ『CLIMB...

 株式会社エムティーアイ(東京都新宿区、代表取締役社長:前多 俊宏、以下「当社」)が提供するトレーナーのための電子カルテ『CLIMB TR(クライムティーアール)』は、株式会社P3(ピースリー)(東京都渋谷区、代表取締役社長:中村 尚人)が運営するパーソナルジムスタジオ「UPRIGHT(アップライト)」にて5月より本導入されます。
 今後も『CLIMB TR』は、トレーナーが利用者へのより良い指導のために能力を発揮できるようサポートするとともに、利用者がトレーニング目的の達成や安心安全に運動ができる環境づくりを支援します。

◆トレーニングカルテをオンラインで共有し、トレーナー間の引き継ぎや事務作業を効率化!

 パーソナルジムスタジオ「UPRIGHT」は、筋骨格系障害の予防運動に特化したジムです。同ジムでは、これまでトレーナー個々人が紙カルテで会員情報を管理していましたが、利用者へのさらなるサービス向上とスタッフ間の情報共有の円滑化を目指し『CLIMB TR』を導入します。
 これにより、会員情報の店舗間での共有や、共通の評価軸に基づく会員評価が実施できるようになります。さらに、会員一人ひとりの運動の目的や動作の課題、前回のトレーニングの記録などをトレーナー間でスムーズに引き継ぐことができるようになるため、会員に一貫したサービス提供を可能にするとともに、トレーナーの業務の効率化を図ります。

◆パーソナルジムスタジオ「UPRIGHT」 廣川 元紀氏のコメント

 様々な電子カルテを探していても、私達が行っている骨格ドックの評価を電子カルテ上にカスタマイズできるものが中々ありませんでした。そんな中みつけた、『CLIMB TR』は元々プログラミングされている姿勢や歩行の記録に加えて、独自のものをカスタマイズできるという電子カルテでした。また、骨格ドックに基づいた骨格アジャストメントやエクササイズを会員様が自宅でも行えるよう、画像や動画が確認できることも導入する決め手となりました。今後、さらに使いやすくカスタマイズできるような機能が増え、クライアントはもちろんスタッフにも効率化が還元されることを期待します。また、全てのデータを、本部で集約しAIを含めた研究等に利用することで、今後の予防運動の発展に役立てたいと考えております。

◆『CLIMB TR』について

『CLIMB TR』は、会員本人の主観的情報や姿勢・動作の記録、身体の評価、評価に基づくトレーニングメニューといった運動指導に必要な会員情報をワンストップで管理できるトレーナーのための電子カルテです。会員の身体の状態を画像や動画で記録でき、過去のデータとも比較ができるため、会員はトレーニングの成果を実感しやすくなります。また、トレーナーが作成したトレーニングメニューは会員が自宅でトレーニングをする際のメニューとしても活用できます。同僚のトレーナーの指導状況なども簡単に確認できるため、施設全体のサービスの向上にもつながります。

≪『CLIMB TR の主な機能≫
・トレーニングの目的や生活・運動習慣など、会員本人の主観情報の記録(Subjective)
・動画や写真による姿勢や動作の記録(Objective)
・Subjective、Objectiveデータに基づく評価情報(Assessment)
・評価に基づくトレーニングメニュー(Plan of Action)
・実施したエクササイズのセット数/ウェイト/コメントなどの達成度の記録
・動画や画像によるお手本エクササイズの作成
・予約管理機能
・サービス詳細はこちら: https://www.climbfactory.com/climbtr/

◆パーソナルジムスタジオ「UPRIGHT」について

・本部所在地:東京都八王子市横山町2-7 石川ビル
・代表者:中村 尚人
・事業概要
病気になる前に予防できる疾患を予防し、予防医学を運動で実現する『予防運動』の場を全国に広げ新たな健康産業になる。人の骨格には特性があり、その特性にあった動きをしていれば予防できる疾患が数多くある。骨格特性を知ること(骨格ドック)が人間ドックのように行われ、骨格には個性があることが当たり前の世の中になり、予防運動で多くの人を元気にそして笑顔にする。UPRIGHTはパートナーシップ事業として全国展開を推進しており、初年度10拠点、5年で全都道府県に展開し、身近に習える環境を目指しています。そして2023年夏には、都内と金沢に2拠点オープン予定です。

 

 

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エムティーアイが東京都の「デジタル技術を活用した運動部活動の推進における コンディショニングアプリの活用業務委託」の委託先に2年連続で採択!

 株式会社エムティーアイ(以下、当社)は、東京都の「デジタル技術を活用した運動部活動の推進におけるコンディショニングアプリの活用業務委託」の委託先として、令和4年度に続き、2年連続で採択されました。  本事業は、デジタル技術等を活用して、トレーニングの効率化、運動やスポーツの効果の「見える化」及びケガの未然防止を図り、短時間で効果が得られる合理的な活動を推進し、運動部活動の質の向上と教員の働き方改革を進めることを目的とするものです。当社は東京都教育委員会が指定する都立学校を対象に、スポーツチームをサポートするアプリ『Atleta』の提供を通じて、生徒や指導者のニーズに合わせたスポーツの効果をより一層高めるためのデジタル利活用の支援を行います。 ◆実施概要  エンジョイスポーツプロジェクトの対象校、Sport-Science...

 株式会社エムティーアイ(以下、当社)は、東京都の「デジタル技術を活用した運動部活動の推進におけるコンディショニングアプリの活用業務委託」の委託先として、令和4年度に続き、2年連続で採択されました。
 本事業は、デジタル技術等を活用して、トレーニングの効率化、運動やスポーツの効果の「見える化」及びケガの未然防止を図り、短時間で効果が得られる合理的な活動を推進し、運動部活動の質の向上と教員の働き方改革を進めることを目的とするものです。当社は東京都教育委員会が指定する都立学校を対象に、スポーツチームをサポートするアプリ『Atleta』の提供を通じて、生徒や指導者のニーズに合わせたスポーツの効果をより一層高めるためのデジタル利活用の支援を行います。

◆実施概要

 エンジョイスポーツプロジェクトの対象校、Sport-Science Promotion Clubに指定されている部活動に対して『Atleta』を提供します。対象校のうちの多くは昨年度の事業から『Atleta』アプリを利用しており、継続利用となります。今年度は、各チームの実態に応じたデジタル利活用のより一層の推進への支援と、効果検証を行います。

<実施内容>
● 『Atleta』アプリの提供と活用支援
 生徒は日々の体調や疲労度、食事や睡眠といったコンディショニングにかかわるデータやトレーニングの感想、気づきなどを『Atleta』に記録します。指導者はそれをリアルタイムに確認することができます。当社では、指導者が日々の指導やトレーニングメニューに活用できるよう、生徒が入力したデータの分析や目的に応じたデータの見方の「ノウハウ」などを提供します。

<効果検証>
 取り組みの事前・事後アンケートを実施し、生徒に対しては日々のトレーニング内容やケガ予防、食事に対する意識変容があったのか、指導者に対しては、トレーニングメニューの改善や業務効率化が図れたかなどの効果検証を実施します。

<期間>
令和5年4月から令和6年3月

◆『Atleta』について

『Atleta』は、部活動などのスポーツチームの「コンディショニング」と「コミュニケーション」をサポートする機能を備えたサービスで、累計1,600を超える全国の部活動、クラブチームに利用されてきました。日々の体調や疲労度、食事や睡眠などの生活習慣に関するデータやトレーニングの内容、時間、強度などを選手が記録し、指導者はそれを一覧で確認し、把握することが可能なコンディション管理機能や、指導者からチーム全体や個々人に向けたメッセージ、ファイル、動画の配信や、選手との双方向のやりとりなど、チームのコミュニケーションをより深めるコミュニケーション機能などを備え、スポーツの現場におけるデジタルの活用を推進します。

サービス詳細はこちら: https://www.climbfactory.com/atleta/

 

 

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コンディショニングノート『Atleta』初!インターンシップを実施し、 高校生が企画した技能向上、チーム力強化を目指す機能を採用!

 株式会社エムティーアイが提供する、スポーツチームをサポートするコンディショニングノート『Atleta(アトレータ)』は、12月14日(水)より、チームメイトの振り返り記録を閲覧することでコンディションや考えを知ることができる「チーム機能」を追加します。  本機能は、『Atleta』では初めての試みとして実施した、学校法人山口高川学園 高川学園高等学校サッカー部(以下、高川学園)の選手とのインターンシップによって提案された企画案を採用したものです。サービス利用者である学生の声を反映した機能の実装を通じて『Atleta』を導入する部活動やチームの技術力向上、チーム力強化へ貢献することを目指します。 ◆『Atleta』利用中の高校生がインターンシップを通じて新機能を企画立案!  今回、高校や大学の部活動に導入され、学生の利用者が多い『Atleta』では、利用者の声をより深く知りサービス価値の向上を図るとともに、若い選手が将来のキャリアを考える機会を提供する目的で、サービスを利用中の高校生を対象に『Atleta』へ搭載する機能を企画するインターンシップを初開催しました。  インターンシップに参加した高川学園は、年末年始にかけて開催される高校サッカーの頂点を決める全国大会に山口県代表として出場予定の強豪校で、選手たち自らが考案した独特のセットプレーが話題になるなど自主性を重んじたチーム作りが行われています。  このような背景から、『Atleta』は高い技術力と豊かな発想力を併せ持つ選手が活躍する高川学園を対象にインターンシップを実施し、その取組みを通じて選手が企画立案した「チーム機能」を採用しました。 ◆チームメイトの振り返り記録を一覧で見られる機能の開発で、競技力・チーム力の強化へ!  高川学園と実施したインターンシップでは、企画立案に向けてサッカー部に所属する選手を対象に『Atleta』の利用状況に関するアンケート調査を行いました。「競技力はどうしたら上がると思うか」、「そのために『Atleta』でしている・した方がいいと思うこと」を聞いたところ、「自分の改善点を知り、克服する」、「コンディションコメントで振り返りをする」が最多となりました。その結果をふまえ、代表の選手3名が「自分自身の振り返りを記録することに加えて、チームメイトがどのような振り返りをしているのかも知ることができれば、個人の技術力向上とともにチームメイトへの理解も深まりチーム力の向上につながる」との考えから「チーム機能」を立案し、『Atleta』の新機能として採用されました。  今回追加された「チーム機能」は、各選手が入力したコンディションや練習後の振り返りなどについて、チーム全員での共有が可能となるものです。これまで所属選手の多さや学業との両立などで限られた部活動の時間内だけでは知ることが難しかった、チームメイトが挙げている練習や試合の反省点や、コンディションなどの情報をまとめて知ることができるようになることで、選手同士のコミュニケーションのきっかけや相互理解の促進をサポートします。 【チーム機能概要】 ●利用対象者:『Atleta』の利用者全員 ●利用方法: ①管理者が公開対象とする項目を設定 ②選手は「コンディション」画面より対象項目を入力 ③「チーム」タブにて、日付を指定すると、チームメイトが入力した振り返りコメントなどの閲覧が可能  今後も『Atleta』では、選手や指導者がより一層スポーツに集中できる環境づくりと共に、インターンシップをはじめとした利用者への様々な機会提供を通じてサービスの利用価値向上を目指します。   ◆『Atleta』について 『Atleta』は、部活動などのスポーツチームの「コンディショニング」と「コミュニケーション」をサポートする機能を備えたサービスで、累計1,600を超える全国の部活動、クラブチームに利用されてきました。コンディショニングの機能では、日々の体調や疲労度、食事や睡眠などの生活習慣に関するデータやトレーニングの内容、時間、強度などを選手が記録し、指導者はそれを一覧で確認し、把握することが可能なコンディション管理機能や、指導者からチーム全体や個々人に向けたメッセージ、ファイル、動画の配信や、選手との双方向のやりとりなど、チームのコミュニケーションをより深めるコミュニケーション機能などを備え、スポーツの現場におけるデジタルの活用を推進します。 サービス詳細はこちら:...

 株式会社エムティーアイが提供する、スポーツチームをサポートするコンディショニングノート『Atleta(アトレータ)』は、12月14日(水)より、チームメイトの振り返り記録を閲覧することでコンディションや考えを知ることができる「チーム機能」を追加します。
 本機能は、『Atleta』では初めての試みとして実施した、学校法人山口高川学園 高川学園高等学校サッカー部(以下、高川学園)の選手とのインターンシップによって提案された企画案を採用したものです。サービス利用者である学生の声を反映した機能の実装を通じて『Atleta』を導入する部活動やチームの技術力向上、チーム力強化へ貢献することを目指します。

◆『Atleta』利用中の高校生がインターンシップを通じて新機能を企画立案!

 今回、高校や大学の部活動に導入され、学生の利用者が多い『Atleta』では、利用者の声をより深く知りサービス価値の向上を図るとともに、若い選手が将来のキャリアを考える機会を提供する目的で、サービスを利用中の高校生を対象に『Atleta』へ搭載する機能を企画するインターンシップを初開催しました。
 インターンシップに参加した高川学園は、年末年始にかけて開催される高校サッカーの頂点を決める全国大会に山口県代表として出場予定の強豪校で、選手たち自らが考案した独特のセットプレーが話題になるなど自主性を重んじたチーム作りが行われています。
 このような背景から、『Atleta』は高い技術力と豊かな発想力を併せ持つ選手が活躍する高川学園を対象にインターンシップを実施し、その取組みを通じて選手が企画立案した「チーム機能」を採用しました。

◆チームメイトの振り返り記録を一覧で見られる機能の開発で、競技力・チーム力の強化へ!

 高川学園と実施したインターンシップでは、企画立案に向けてサッカー部に所属する選手を対象に『Atleta』の利用状況に関するアンケート調査を行いました。「競技力はどうしたら上がると思うか」、「そのために『Atleta』でしている・した方がいいと思うこと」を聞いたところ、「自分の改善点を知り、克服する」、「コンディションコメントで振り返りをする」が最多となりました。その結果をふまえ、代表の選手3名が「自分自身の振り返りを記録することに加えて、チームメイトがどのような振り返りをしているのかも知ることができれば、個人の技術力向上とともにチームメイトへの理解も深まりチーム力の向上につながる」との考えから「チーム機能」を立案し、『Atleta』の新機能として採用されました。
 今回追加された「チーム機能」は、各選手が入力したコンディションや練習後の振り返りなどについて、チーム全員での共有が可能となるものです。これまで所属選手の多さや学業との両立などで限られた部活動の時間内だけでは知ることが難しかった、チームメイトが挙げている練習や試合の反省点や、コンディションなどの情報をまとめて知ることができるようになることで、選手同士のコミュニケーションのきっかけや相互理解の促進をサポートします。

【チーム機能概要】
●利用対象者:『Atleta』の利用者全員
●利用方法:
①管理者が公開対象とする項目を設定
②選手は「コンディション」画面より対象項目を入力
③「チーム」タブにて、日付を指定すると、チームメイトが入力した振り返りコメントなどの閲覧が可能

 今後も『Atleta』では、選手や指導者がより一層スポーツに集中できる環境づくりと共に、インターンシップをはじめとした利用者への様々な機会提供を通じてサービスの利用価値向上を目指します。

 

◆『Atleta』について
『Atleta』は、部活動などのスポーツチームの「コンディショニング」と「コミュニケーション」をサポートする機能を備えたサービスで、累計1,600を超える全国の部活動、クラブチームに利用されてきました。コンディショニングの機能では、日々の体調や疲労度、食事や睡眠などの生活習慣に関するデータやトレーニングの内容、時間、強度などを選手が記録し、指導者はそれを一覧で確認し、把握することが可能なコンディション管理機能や、指導者からチーム全体や個々人に向けたメッセージ、ファイル、動画の配信や、選手との双方向のやりとりなど、チームのコミュニケーションをより深めるコミュニケーション機能などを備え、スポーツの現場におけるデジタルの活用を推進します。
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エムティーアイが東京都の「デジタル技術を活用した運動部活動の推進におけるコンディショニングアプリの活用業務委託」の委託先に採択!

   株式会社エムティーアイ(以下、当社)は、東京都の「デジタル技術を活用した運動部活動の推進におけるコンディショニングアプリの活用業務委託」の委託先として採択されました。  本事業は、デジタル技術等を活用して、トレーニングの効率化、運動やスポーツの効果の「見える化」及びケガの未然防止を図り、短時間で効果が得られる合理的な活動を推進し、運動部活動の質の向上と教員の働き方改革を進めることを目的とするものです。当社は東京都教育委員会が指定する都立高校、または都立高校の部活動を対象に、スポーツチームをサポートするアプリ『Atleta』の提供などを通じて、生徒や指導者のニーズに合わせた運動やスポーツの効果をより一層高めるための支援を行います。 ◆本事業の背景  東京都教育委員会は、都立学校等運動部を対象に、科学的トレーニングの積極的な導入などにより効率的で効果的な活動を推進する「Sport-Science...

 

 株式会社エムティーアイ(以下、当社)は、東京都の「デジタル技術を活用した運動部活動の推進におけるコンディショニングアプリの活用業務委託」の委託先として採択されました。
 本事業は、デジタル技術等を活用して、トレーニングの効率化、運動やスポーツの効果の「見える化」及びケガの未然防止を図り、短時間で効果が得られる合理的な活動を推進し、運動部活動の質の向上と教員の働き方改革を進めることを目的とするものです。当社は東京都教育委員会が指定する都立高校、または都立高校の部活動を対象に、スポーツチームをサポートするアプリ『Atleta』の提供などを通じて、生徒や指導者のニーズに合わせた運動やスポーツの効果をより一層高めるための支援を行います。

◆本事業の背景

 東京都教育委員会は、都立学校等運動部を対象に、科学的トレーニングの積極的な導入などにより効率的で効果的な活動を推進する「Sport-Science Promotion Club」を指定しています。※1また、運動する機会が少ない生徒などに運動機会を設定するとともに、健康的な生活習慣の実践を促して都立高校生の資質・能力の向上を図る「エンジョイスポーツプロジェクト」を指定校に対して実施するなど、生徒の多様なニーズに応える運動機会を提供しています。※2
 今回、当社では、各チームや学校に『Atleta』を提供し、生徒がアプリに入力する日々のコンディションや食事、トレーニングのデータを通じて指導者が生徒一人一人の状態を把握しやすい環境を整備します。さらに、スポーツ現場の指導経験が豊富な専門家を派遣してチームの目標や状況に合わせた専門指導を受ける機会を提供します。これらの支援を通じて、生徒自身の体調やコンディションに対する意識変容やトレーニングメニューの改善、部活動を支える教員の業務効率化が図れたかなどの効果検証を行います。

◆実施概要

 対象となる都立高校、または都立高校の部活動において2パターン(Ⅰ型、Ⅱ型)のプログラムを実施し、効果検証を行います。

<実施内容>
●Ⅰ型:『Atleta』アプリの提供
生徒には日々の体調や疲労度、食事や睡眠などの生活習慣に関するデータやトレーニングの内容などを記録してもらいます。指導者は生徒の入力データを一覧で確認でき、目的に応じて蓄積したデータを活用することを支援します。

●Ⅱ型:『Atleta』アプリの提供及び専門家派遣
アプリの利用に加え、競技力向上、ケガの防止、スポーツ栄養の観点から希望に応じて理学療法士や管理栄養士などの専門家を派遣し、講習を通じた知識提供を行います。

<効果検証>
取組みの事前・事後アンケートや聞き取りを実施し、生徒に対しては自身の体調やコンディションに対する意識変容があったのか、指導者に対しては、トレーニングメニューの改善や業務効率化が図れたかなどの効果を検証します。

<期間>
2022年10月から2023年3月末日

◆『Atleta』について

『Atleta』は、部活動などのスポーツチームの「コンディショニング」と「コミュニケーション」をサポートする機能を備えたサービスで、累計1,600を超える全国の部活動、クラブチームに利用されてきました。コンディショニングの機能では、日々の体調や疲労度、食事や睡眠などの生活習慣に関するデータやトレーニングの内容、時間、強度などを選手が記録し、指導者はそれを一覧で確認し、把握することが可能なコンディション管理機能や、指導者からチーム全体や個々人に向けたメッセージ、ファイル、動画の配信や、選手との双方向のやりとりなど、チームのコミュニケーションをより深めるコミュニケーション機能などを備え、スポーツの現場におけるデジタルの活用を推進します。

サービス詳細はこちら: https://www.climbfactory.com/atleta/

 

※1:「Sport-Science Promotion Club」の指定について

https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/school/content/physical_training_and_club_activity/about_up.html

※2:エンジョイスポーツプロジェクト https://www.taiiku-kenko-edu.metro.tokyo.lg.jp/club_activity/enjoy_sports.html

 

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バスケットボール女子日本リーグ(Wリーグ)所属選手への調査で6割以上が月経随伴症状による競技への影響を感じていることが判明

 株式会社エムティーアイ(以下、当社)が運営する女性の健康情報サービス『ルナルナ』とスポーツチームをサポートするコンディションノート『Atleta(アトレータ)』は、バスケットボール女子日本リーグ(以下、Wリーグ)が競技引退後も続く人生で、地域や社会に力強く貢献する女性を育てる目的に、現役時代から社会との接点を作り、必要とされるスキルやマインドセットを学ぶ機会として本年度より定期的に開催する「Wリーグアカデミー」の第1回目の取組みとして、選手を対象に「女性特有の症状における健康課題に関する実態調査」を実施し、産婦人科医によるFEMCATION※1セミナー「女性のカラダの知識講座」を2022年9月30日(金)に開催します。  本実態調査では、6割以上の選手が月経随伴症状※2により競技に影響があると回答しており、無月経※3の経験がある選手が2割以上いましたが、そのうち6割以上の選手が医療機関を受診していないことが分かりました。このような背景を受け、産婦人科専門医の高尾美穂先生を講師に迎えFEMCATIONセミナーを実施し、女性のカラダの仕組みや月経による心身の揺らぎ、女性特有の健康課題などについて学び、正しい知識の定着や理解促進を図ることで、選手たちがより安心して競技に励み、高いパフォーマンスを発揮できる環境づくりを目指します。 ◆Wリーグ選手の6割以上が月経随伴症状により競技に影響があると回答!  Wリーグ全14チームの選手を対象に「女性特有の症状における健康課題に関する実態調査」を実施しました。  月経随伴症状の有無について聞くと、「毎回感じる」39.8%、「たまに感じる」45.8%を合わせると、85%以上の選手が何らかの月経随伴症状を抱えていることが分かります。  月経随伴症状が競技のどのような面に影響するかを聞いたところ、最も多い回答が「練習中の運動量・パフォーマンス」48.2%、次いで「影響はない」34.8%、「競技への意欲」34.0%となりました。  また、月経随伴症状の影響がない時期のパフォーマンスを100%とした場合、月経随伴症状の影響がある時の競技のパフォーマンスが何%となるか聞いたところ、100%のパフォーマンスが出せているとの回答は4.4%にとどまり、最も多い回答は「70%」35.9%、次いで「80%」25.0%となり、練習や競技に影響が出ていると感じている選手がいることがうかがえます。 ◆月経随伴症状への対処方法は「市販薬の服用」が半数以上となった一方で、「我慢する・何もしない」も2割弱に    次に、月経随伴症状の対処法について聞くと、最も多い回答は「市販薬を服用する」54.6%、次いで「身体を温める」24.1%、「ピルを服薬する(処方薬)」14.2%となりました。一方で、「我慢する・何もしない」と答えた人が18.4%おり、症状があっても対処をしていない人が2割弱いることが分かりました。  「我慢する・何もしない」と答えた人にその理由を聞くと、「我慢できる範囲の症状だから」が76.9%となりましたが、日常生活や競技に支障が出る場合には我慢せずに婦人科を受診し、相談することが大切です。また、「対処方法がわからないから」15.4%、「医療機関に行く時間がないから」7.7%との回答もあり、周囲からのサポートが無いことや時間的に余裕が無いことが、未受診につながっていることがうかがえます。 ◆女子アスリート特有のリスクに関する認知は約1割。無月経でも、約6割は医療機関を受診していないことが判明!  続いて、激しいトレーニングにより生じ、トップレベルから学生まで、競技に励む女子アスリートが悩まされる、エネルギー不足、無月経、骨粗しょう症を指す「三主徴」についての理解度について聞くと、「言葉も意味も理解している」と答えた人は10.3%にとどまり、「言葉は知っているが意味まではわからない」24.9%、「全く知らない」64.9%という結果となりました。女子アスリートの「三主徴」は月経や骨に対してのみならず、身体の発達や成長などにも影響を及ぼすと言われています。また、エネルギー不足は競技のパフォーマンス低下にもつながるので、アスリートは自身の健康のため、そして、エネルギー不足を回避するという観点からも、体調をしっかり管理することが大切です。  さらに、「三主徴」のうち、無月経の経験について「ある」と答えた人が22.7%おり、その際、医療機関を受診していない人が63.2%いることが分かりました。受診しなかった理由を尋ねると、最も多い回答は「放っておいてもそのうち月経が来ると思っているから」66.7%、次いで「医療機関に行く必要がないと思っていたから」25.0%、「医療機関に行く時間がないから」20.8%となりました。無月経は、婦人科系の疾患などが隠れている可能性もありますので、放置せずに婦人科を受診することをおすすめします。  また、選手に対して月経など女性の健康に関するどのようなサポートや配慮があればいいと思うかを自由回答で聞いたところ、「知識を学べる場があると良いと思う」「ヘッドコーチも含めた周りの理解」「ピルの使用についてチームや周りが理解を深めていてくれるといいと思う」など、知識を得る場の提供や周囲の理解を求める声が上がりました。  最後に、現役で活躍するトップ選手から、部活動に励む女子学生へのアドバイスを聞いたところ、たくさんのメッセージが寄せられたので、その一部を紹介します。 <Wリーグ所属選手から、学生へのメッセージ> まずは自分を知ることが大切。人と比べずに、いつもの自分と比べて今はどうか?が1番大事だと思うようになれたらいいと思う。そして何か異変や不安があればすぐに誰かに相談してほしい。 体調管理や自分を知ることも一つの技術だと思います。まずは健康が第一!ベストパフォーマンスをするためにベストコンディションを! 無理を絶対にしないこと。悩んでることは恥ずかしいことではないから必ず誰かに相談すること。この先赤ちゃんを授かるかもしれないから自分の体は大切にしてほしいです。 ★実態調査の詳細は、PDF版にてご確認いただけます。    今後も『ルナルナ』と『Atleta』は女性のカラダや月経に関する情報や知識を得る場の提供を通じて、女子アスリートが安心して競技に励み、高いパフォーマンスを発揮するための環境づくりに貢献することを目指します。   ※1:「FEMCATION®」は、FEMALE(女性)とEDUCATION(教育)を掛け合わせた造語です。 ※2:月経随伴症状とは、月経前や月経中におこる、精神的あるいは身体的症状です。 ※3:無月経とは、3カ月以上月経が来ない状態のことです。 ※『ルナルナ』「FEMCATION」は株式会社エムティーアイの登録商標です。   報道関係の方からのお問い合わせ先 株式会社エムティーアイ...

 株式会社エムティーアイ(以下、当社)が運営する女性の健康情報サービス『ルナルナ』とスポーツチームをサポートするコンディションノート『Atleta(アトレータ)』は、バスケットボール女子日本リーグ(以下、Wリーグ)が競技引退後も続く人生で、地域や社会に力強く貢献する女性を育てる目的に、現役時代から社会との接点を作り、必要とされるスキルやマインドセットを学ぶ機会として本年度より定期的に開催する「Wリーグアカデミー」の第1回目の取組みとして、選手を対象に「女性特有の症状における健康課題に関する実態調査」を実施し、産婦人科医によるFEMCATION※1セミナー「女性のカラダの知識講座」を2022年9月30日(金)に開催します。
 本実態調査では、6割以上の選手が月経随伴症状※2により競技に影響があると回答しており、無月経3の経験がある選手が2割以上いましたが、そのうち6割以上の選手が医療機関を受診していないことが分かりました。このような背景を受け、産婦人科専門医の高尾美穂先生を講師に迎えFEMCATIONセミナーを実施し、女性のカラダの仕組みや月経による心身の揺らぎ、女性特有の健康課題などについて学び、正しい知識の定着や理解促進を図ることで、選手たちがより安心して競技に励み、高いパフォーマンスを発揮できる環境づくりを目指します。

◆Wリーグ選手の6割以上が月経随伴症状により競技に影響があると回答!

 Wリーグ全14チームの選手を対象に「女性特有の症状における健康課題に関する実態調査」を実施しました。
 月経随伴症状の有無について聞くと、「毎回感じる」39.8%、「たまに感じる」45.8%を合わせると、85%以上の選手が何らかの月経随伴症状を抱えていることが分かります。
 月経随伴症状が競技のどのような面に影響するかを聞いたところ、最も多い回答が「練習中の運動量・パフォーマンス」48.2%、次いで「影響はない」34.8%、「競技への意欲」34.0%となりました。
 また、月経随伴症状の影響がない時期のパフォーマンスを100%とした場合、月経随伴症状の影響がある時の競技のパフォーマンスが何%となるか聞いたところ、100%のパフォーマンスが出せているとの回答は4.4%にとどまり、最も多い回答は「70%」35.9%、次いで「80%」25.0%となり、練習や競技に影響が出ていると感じている選手がいることがうかがえます。

◆月経随伴症状への対処方法は「市販薬の服用」が半数以上となった一方で、「我慢する・何もしない」も2割弱に

 

 次に、月経随伴症状の対処法について聞くと、最も多い回答は「市販薬を服用する」54.6%、次いで「身体を温める」24.1%、「ピルを服薬する(処方薬)」14.2%となりました。一方で、「我慢する・何もしない」と答えた人が18.4%おり、症状があっても対処をしていない人が2割弱いることが分かりました。
 「我慢する・何もしない」と答えた人にその理由を聞くと、「我慢できる範囲の症状だから」が76.9%となりましたが、日常生活や競技に支障が出る場合には我慢せずに婦人科を受診し、相談することが大切です。また、「対処方法がわからないから」15.4%、「医療機関に行く時間がないから」7.7%との回答もあり、周囲からのサポートが無いことや時間的に余裕が無いことが、未受診につながっていることがうかがえます。

◆女子アスリート特有のリスクに関する認知は約1割。無月経でも、約6割は医療機関を受診していないことが判明!

 続いて、激しいトレーニングにより生じ、トップレベルから学生まで、競技に励む女子アスリートが悩まされる、エネルギー不足、無月経、骨粗しょう症を指す「三主徴」についての理解度について聞くと、「言葉も意味も理解している」と答えた人は10.3%にとどまり、「言葉は知っているが意味まではわからない」24.9%、「全く知らない」64.9%という結果となりました。女子アスリートの「三主徴」は月経や骨に対してのみならず、身体の発達や成長などにも影響を及ぼすと言われています。また、エネルギー不足は競技のパフォーマンス低下にもつながるので、アスリートは自身の健康のため、そして、エネルギー不足を回避するという観点からも、体調をしっかり管理することが大切です。
 さらに、「三主徴」のうち、無月経の経験について「ある」と答えた人が22.7%おり、その際、医療機関を受診していない人が63.2%いることが分かりました。受診しなかった理由を尋ねると、最も多い回答は「放っておいてもそのうち月経が来ると思っているから」66.7%、次いで「医療機関に行く必要がないと思っていたから」25.0%、「医療機関に行く時間がないから」20.8%となりました。無月経は、婦人科系の疾患などが隠れている可能性もありますので、放置せずに婦人科を受診することをおすすめします。

 また、選手に対して月経など女性の健康に関するどのようなサポートや配慮があればいいと思うかを自由回答で聞いたところ、「知識を学べる場があると良いと思う」「ヘッドコーチも含めた周りの理解」「ピルの使用についてチームや周りが理解を深めていてくれるといいと思う」など、知識を得る場の提供や周囲の理解を求める声が上がりました。
 最後に、現役で活躍するトップ選手から、部活動に励む女子学生へのアドバイスを聞いたところ、たくさんのメッセージが寄せられたので、その一部を紹介します。

<Wリーグ所属選手から、学生へのメッセージ>

まずは自分を知ることが大切。人と比べずに、いつもの自分と比べて今はどうか?が1番大事だと思うようになれたらいいと思う。そして何か異変や不安があればすぐに誰かに相談してほしい。

体調管理や自分を知ることも一つの技術だと思います。まずは健康が第一!ベストパフォーマンスをするためにベストコンディションを!

無理を絶対にしないこと。悩んでることは恥ずかしいことではないから必ず誰かに相談すること。この先赤ちゃんを授かるかもしれないから自分の体は大切にしてほしいです。

★実態調査の詳細は、PDF版にてご確認いただけます。

 

 今後も『ルナルナ』と『Atleta』は女性のカラダや月経に関する情報や知識を得る場の提供を通じて、女子アスリートが安心して競技に励み、高いパフォーマンスを発揮するための環境づくりに貢献することを目指します。

 

※1:「FEMCATION®」は、FEMALE(女性)とEDUCATION(教育)を掛け合わせた造語です。
※2:月経随伴症状とは、月経前や月経中におこる、精神的あるいは身体的症状です。
※3:無月経とは、3カ月以上月経が来ない状態のことです。
※『ルナルナ』「FEMCATION」は株式会社エムティーアイの登録商標です。

 

報道関係の方からのお問い合わせ先
株式会社エムティーアイ 広報室
TEL:03-5333-6755  FAX:03-3320-0189
E-mail:mtipr@mti.co.jp  URL:http://www.mti.co.jp

本件に関するお問い合わせ先
株式会社エムティーアイ  CLIMB Factory事業部
TEL:0120-400-342 (9時~17時)
E-mail: info@mti.co.jp

 

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コンディションノート『Atleta(アトレータ)』がスポーツに励む高校生約2,400人、15万日分以上の食事記録から分析した栄養素摂取状況を公開!

 株式会社エムティーアイが提供する、スポーツチームをサポートするコンディションノート『Atleta(アトレータ)』は、サービスを利用中の高校生の選手2,451人が2021年に入力した、15万日分を超える食事記録のデータから栄養摂取状況を調査しました。  本調査では、スポーツに励む選手たちにとってコンディションを保ち、パフォーマンス高くプレーするために重要な栄養素であると考えられる「カルシウム」「鉄」「ビタミンC」の日別の摂取状況を分析しました。その結果、いずれの栄養素でも1日の摂取量の目安を満たせていない日の割合が6割以上となり、特にカルシウムは9割以上が足りない可能性があることがわかりました。  今回は、それぞれの栄養素についての分析結果とともに、『Atleta』専属の管理栄養士からのコメントと栄養素摂取のアドバイスを合わせてお届けします。   【調査方法概要】 調査対象期間:2021年1月1日~2021年12月31日 調査対象者:『Atleta』を利用する高等学校の部活動に所属する15~17歳の選手2,451名 分析対象データ:『Atleta』の「食事管理」より入力された食事記録のうち、朝昼夕3食分(摂取があった場合は間食も含む)入力され、かつ、その入力された食事内容が『Atleta』が保持する栄養素データと照らし合わせて1日に摂取した栄養素を算出可能なデータ155,356件 分析方法:厚生労働省の日本人の食事摂取基準(2020年版)※1を参考に『Atleta』が設定した摂取量の目安と、分析対象データの摂取量を比較し、過不足を分析 分析対象栄養素:カルシウム(一律1,000mg)、鉄(個人の身長、体重、性別に応じて算出(10mgまたは15mg))、ビタミンC(一律100mg)   ■1日のカルシウム摂取量の目安を摂取できていない割合が9割以上!不足が顕著に表れる結果に 【カルシウム】 ■結果  15歳から17歳の一般的なカルシウムの推奨量は男性が800mg、女性が650mgとなっています。※1カルシウムは汗をかくことで失われ、けが予防の観点からも運動する機会の多い選手にとって重要な栄養素です。また、女性は骨の破壊を緩やかにする働きをする女性ホルモンであるエストロゲンが、加齢などにより分泌が減ると骨粗しょう症のリスクが高まる可能性があり、積極的に摂取することが望ましいため『Atleta』では摂取量の目安を一律1,000mgに設定しています。分析対象となる155,356件のデータのうち、『Atleta』の摂取量の目安を満たしているのは9,850件で6.3%にとどまり、摂取量の目安を満たしていないのは145,506件で93.7%であることがわかりました。  また、一般的な推奨量を基準とした場合も不足傾向は同様で、男性は9割以上、女性は7割以上の日で推奨量を満たせていませんでした。 ■管理栄養士からのコメント  カルシウムは骨の形成を助け、骨密度を上昇させてけがを予防するため、成長期に欠かせない栄養素です。カルシウムは汗をかくことで失われるため、日ごろから運動している選手は同年代の運動をしない人たちよりも多くのカルシウムが必要になるにもかかわらず、一般的な推奨量も満たせていない日が多いことがわかりました。十分なカルシウムがとれていないと、骨折などのけがをしやすくなります。不足を補うために、乳製品や小魚などからカルシウムを補給しましょう。牛乳は手に入りやすく、吸収率の良い食材です。コップ1杯(200g)に220mgのカルシウムを含んでいます。体脂肪率が気になる選手は、低脂肪乳を選ぶなど、自身の体調に合わせた食材を選んで摂取することをおすすめします。 ■持久力の維持に関わる鉄は体内では作れない栄養素のため、積極的な摂取が重要! 【鉄】 ■結果  次に、鉄は個人の身長や体重などにより摂取量が異なるため、一般的な推奨量の計算方法※1に基づき『Atleta』に入力された選手の身長、体重、性別に応じて個人ごとに算出した摂取量の目安(10mgまたは15mg)を満たしているかを調べました。その結果、摂取量の目安を満たしているのは57,523件で37.0%、満たしていないのは97,833件で63.0%となりました。 ■管理栄養士からのコメント  鉄は、身体を動かすためのエネルギーを作る際に必要な酸素を体中に運ぶ赤血球の材料になるため、持久力の維持にも関わる重要な栄養素です。体内でつくることができない栄養素で、汗や月経でも失われるため、日ごろから運動している選手や特に女性は不足しやすく、積極的に摂取することが望まれます。  牛肉の赤身やいわし、かつおなどに体内で吸収されやすいヘム鉄が多く含まれます。主菜を赤身の多い肉や魚料理に変更するなどして摂取を心がけましょう。また小松菜やほうれん草など比較的吸収されにくい非ヘム鉄を含む食材はビタミンCを一緒にとることで吸収率が上がるので、意識して摂取することをおすすめします。 ■鉄の吸収を助けるなど多様な働きをするビタミンCは野菜スープや果物からの摂取がおすすめ 【ビタミンC】 ■結果  さらに、ビタミンCについて見ると一般的な推奨量100mg※1を満たしているのは59,812件で38.5%、満たしていないのは95,544件で61.5%となりました。 ■管理栄養士からのコメント  ビタミンCは、鉄分の吸収率を向上させたり、抗ストレス作用やカラダのさびを減らす抗酸化作用など、体内でたくさんの働きをしてくれる栄養素のひとつです。不足すると疲れが取れにくく慢性疲労や貧血に繋がる恐れがあり、運動のパフォーマンスに影響を及ぼします。  緑黄色野菜や果物に多く含まれるビタミンCは、水に溶ける栄養素のため、茹でたり加熱処理すると効果が薄まります。溶けだした成分も摂取できる野菜スープを1品足したり、生の果物や果汁100%のジュースを飲むのが摂取しやすく、おすすめです。    今回の調査を通じ、日ごろ運動に励む高校生の選手たちにとって重要な栄養素である「カルシウム」「鉄」「ビタミンC」が1日の摂取量の目安を満たせていないことが多いという課題が浮き彫りになりました。  今後も『Atleta』は、食事面におけるセルフコンディショニングのサポートをすることで、選手がパフォーマンスを最大限に発揮できる環境の実現を目指します。   ◆『Atleta』について 『Atleta』は、部活動などのスポーツチームの「コンディショニング」と「コミュニケーション」をサポートする機能を備えたサービスで、これまで全国で1,500を超える部活動、クラブチームに利用されています。コンディショニングの機能では、日々の体調や疲労度、食事や睡眠などの生活習慣に関するデータやトレーニングの内容、時間、強度などを選手が記録し、指導者はそれを一覧で確認できるため、直接目が届かない状況でも選手のコンディションを把握することが可能です。コミュニケーションの機能では、指導者からチーム全体や個々人に向けたメッセージ、ファイル、動画の配信や、選手との双方向のやりとりなど、チームのコミュニケーションをより深めるオンラインツールとして利用でき、スポーツの現場におけるアナログな情報共有を改善します。 サービス詳細はこちら:...

 株式会社エムティーアイが提供する、スポーツチームをサポートするコンディションノート『Atleta(アトレータ)』は、サービスを利用中の高校生の選手2,451人が2021年に入力した、15万日分を超える食事記録のデータから栄養摂取状況を調査しました。
 本調査では、スポーツに励む選手たちにとってコンディションを保ち、パフォーマンス高くプレーするために重要な栄養素であると考えられる「カルシウム」「鉄」「ビタミンC」の日別の摂取状況を分析しました。その結果、いずれの栄養素でも1日の摂取量の目安を満たせていない日の割合が6割以上となり、特にカルシウムは9割以上が足りない可能性があることがわかりました。
 今回は、それぞれの栄養素についての分析結果とともに、『Atleta』専属の管理栄養士からのコメントと栄養素摂取のアドバイスを合わせてお届けします。

 

【調査方法概要】

調査対象期間:2021年1月1日~2021年12月31日

調査対象者:『Atleta』を利用する高等学校の部活動に所属する15~17歳の選手2,451名

分析対象データ:『Atleta』の「食事管理」より入力された食事記録のうち、朝昼夕3食分(摂取があった場合は間食も含む)入力され、かつ、その入力された食事内容が『Atleta』が保持する栄養素データと照らし合わせて1日に摂取した栄養素を算出可能なデータ155,356件

分析方法:厚生労働省の日本人の食事摂取基準(2020年版)※1を参考に『Atleta』が設定した摂取量の目安と、分析対象データの摂取量を比較し、過不足を分析

分析対象栄養素:カルシウム(一律1,000mg)、鉄(個人の身長、体重、性別に応じて算出(10mgまたは15mg))、ビタミンC(一律100mg)

 

■1日のカルシウム摂取量の目安を摂取できていない割合が9割以上!不足が顕著に表れる結果に

【カルシウム】
■結果
 15歳から17歳の一般的なカルシウムの推奨量は男性が800mg、女性が650mgとなっています。※1カルシウムは汗をかくことで失われ、けが予防の観点からも運動する機会の多い選手にとって重要な栄養素です。また、女性は骨の破壊を緩やかにする働きをする女性ホルモンであるエストロゲンが、加齢などにより分泌が減ると骨粗しょう症のリスクが高まる可能性があり、積極的に摂取することが望ましいため『Atleta』では摂取量の目安を一律1,000mgに設定しています。分析対象となる155,356件のデータのうち、『Atleta』の摂取量の目安を満たしているのは9,850件で6.3%にとどまり、摂取量の目安を満たしていないのは145,506件で93.7%であることがわかりました。
 また、一般的な推奨量を基準とした場合も不足傾向は同様で、男性は9割以上、女性は7割以上の日で推奨量を満たせていませんでした。

■管理栄養士からのコメント
 カルシウムは骨の形成を助け、骨密度を上昇させてけがを予防するため、成長期に欠かせない栄養素です。カルシウムは汗をかくことで失われるため、日ごろから運動している選手は同年代の運動をしない人たちよりも多くのカルシウムが必要になるにもかかわらず、一般的な推奨量も満たせていない日が多いことがわかりました。十分なカルシウムがとれていないと、骨折などのけがをしやすくなります。不足を補うために、乳製品や小魚などからカルシウムを補給しましょう。牛乳は手に入りやすく、吸収率の良い食材です。コップ1杯(200g)に220mgのカルシウムを含んでいます。体脂肪率が気になる選手は、低脂肪乳を選ぶなど、自身の体調に合わせた食材を選んで摂取することをおすすめします。

■持久力の維持に関わる鉄は体内では作れない栄養素のため、積極的な摂取が重要!

【鉄】
■結果
 次に、鉄は個人の身長や体重などにより摂取量が異なるため、一般的な推奨量の計算方法※1に基づき『Atleta』に入力された選手の身長、体重、性別に応じて個人ごとに算出した摂取量の目安(10mgまたは15mg)を満たしているかを調べました。その結果、摂取量の目安を満たしているのは57,523件で37.0%、満たしていないのは97,833件で63.0%となりました。

■管理栄養士からのコメント
 鉄は、身体を動かすためのエネルギーを作る際に必要な酸素を体中に運ぶ赤血球の材料になるため、持久力の維持にも関わる重要な栄養素です。体内でつくることができない栄養素で、汗や月経でも失われるため、日ごろから運動している選手や特に女性は不足しやすく、積極的に摂取することが望まれます。
 牛肉の赤身やいわし、かつおなどに体内で吸収されやすいヘム鉄が多く含まれます。主菜を赤身の多い肉や魚料理に変更するなどして摂取を心がけましょう。また小松菜やほうれん草など比較的吸収されにくい非ヘム鉄を含む食材はビタミンCを一緒にとることで吸収率が上がるので、意識して摂取することをおすすめします。

■鉄の吸収を助けるなど多様な働きをするビタミンCは野菜スープや果物からの摂取がおすすめ

【ビタミンC】
■結果
 さらに、ビタミンCについて見ると一般的な推奨量100mg※1を満たしているのは59,812件で38.5%、満たしていないのは95,544件で61.5%となりました。

■管理栄養士からのコメント
 ビタミンCは、鉄分の吸収率を向上させたり、抗ストレス作用やカラダのさびを減らす抗酸化作用など、体内でたくさんの働きをしてくれる栄養素のひとつです。不足すると疲れが取れにくく慢性疲労や貧血に繋がる恐れがあり、運動のパフォーマンスに影響を及ぼします。
 緑黄色野菜や果物に多く含まれるビタミンCは、水に溶ける栄養素のため、茹でたり加熱処理すると効果が薄まります。溶けだした成分も摂取できる野菜スープを1品足したり、生の果物や果汁100%のジュースを飲むのが摂取しやすく、おすすめです。

 

 今回の調査を通じ、日ごろ運動に励む高校生の選手たちにとって重要な栄養素である「カルシウム」「鉄」「ビタミンC」が1日の摂取量の目安を満たせていないことが多いという課題が浮き彫りになりました。
 今後も『Atleta』は、食事面におけるセルフコンディショニングのサポートをすることで、選手がパフォーマンスを最大限に発揮できる環境の実現を目指します。

 

◆『Atleta』について

『Atleta』は、部活動などのスポーツチームの「コンディショニング」と「コミュニケーション」をサポートする機能を備えたサービスで、これまで全国で1,500を超える部活動、クラブチームに利用されています。コンディショニングの機能では、日々の体調や疲労度、食事や睡眠などの生活習慣に関するデータやトレーニングの内容、時間、強度などを選手が記録し、指導者はそれを一覧で確認できるため、直接目が届かない状況でも選手のコンディションを把握することが可能です。コミュニケーションの機能では、指導者からチーム全体や個々人に向けたメッセージ、ファイル、動画の配信や、選手との双方向のやりとりなど、チームのコミュニケーションをより深めるオンラインツールとして利用でき、スポーツの現場におけるアナログな情報共有を改善します。

サービス詳細はこちら: https://www.climbfactory.com/atleta/

 

※1 厚生労働省 日本人の食事摂取基準(2020 年版):https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/000586553.pdf

 

株式会社エムティーアイ 広報室
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コンディションノート『Atleta(アトレータ)』が新機能「保護者アカウント」を追加!

本日(2022/04/7)、下記のトピックを発信しました。 コンディションノート『Atleta(アトレータ)』が新機能「保護者アカウント」を追加!~保護者と一丸となって選手をサポートしやすい環境づくりを支援~

コンディションノート『Atleta』が、産婦人科医 高尾美穂氏を招き女性アスリートと指導者、保護者向け無料オンラインセミナーを1月17日に開催!

本日(2022/01/11)、下記のトピックを発信しました。 コンディションノート『Atleta』が、産婦人科医 高尾美穂氏を招き女性アスリートと指導者、保護者向け無料オンラインセミナーを1月17日に開催!~医学的知見に基づいた運動指導の実現をサポート~  
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