(株)エムティーアイは、スマートフォン向け音楽配信サービス『music.jp』アプリに、マイクロソフトコーポレーションが開発したDRMシステム「PlayReady®」を搭載します。今夏中には、現在国内で発売されている、ほぼすべてのAndroid(TM)搭載スマートフォンで対応予定です。
DRMとはデジタル著作権管理のことで、今までDRM非搭載のスマートフォンでは、楽曲のダウンロードや再生はできませんでしたが、今回、『music.jp』アプリ自体に「PlayReady®」を搭載することで、端末上のDRMの有無に関わらず、楽曲配信ができるようになります。
また、ユーザーは端末を選ばず、正規ルートで提供された楽曲を安心してダウンロードできるので、楽曲の権利者とユーザーの両者にとって安全かつ便利になります。
※DRM:デジタル著作権管理のこと。映画・音楽・小説などの無制限な利用を防ぐための技術の総称。
※PlayReady®:2007年にマイクロソフトコーポレーションから発表された次世代DRMシステム。
◆スマートフォンは携帯音楽プレイヤーのメイン端末へ!
<企画背景>
近年、急速に拡大するスマートフォン市場ですが、今後も多くの新機種の発売が予定されており、利用者は、ますます増加していくとみられます。
当社で、今後利用したいスマートフォンの機能を調査したところ、“スマートフォンを音楽プレイヤーとして使いたい”という回答が上位にあがっており、今後はスマートフォンが携帯音楽プレイヤーのメイン端末として利用されていくと思われます。(詳細は右図/クリックすると拡大します)
しかし、従来の携帯電話のように、音楽を安心して配信するために必要なDRMの機能が、すべてのスマートフォンに搭載されておらず、こうした状況がスマートフォンでの音楽配信普及の妨げとなっていました。
<「PlayReady®」搭載の『music.jp』だからできること>
このような問題を解決するために、今回『music.jp』アプリでは、アプリ自体にDRMシステム「PlayReady®」を搭載しました。
これにより、楽曲提供側はスマートフォン自体のDRM搭載の有無に関わらず楽曲の配信を行うことができ、ユーザーはすべてのAndroid(TM)搭載スマートフォンにおいて、幅広く楽曲をダウンロードすることが可能になります。
また、楽曲ダウンロードとは別に、個々の端末に対して「PlayReady®」対応のライセンスキーを付与することで、外部記憶メディアを利用してスマートフォン端末同士での購入楽曲の移動ができ、スマートフォン同士の機種変更の際にも楽曲を移動することができます。
<『music.jp』の今後の展開>
『music.jp』では、従来の携帯電話に比べて、高機能・大容量のスマートフォンならではの利点を生かした便利で新しいサービスを今後も展開していきます。
USB接続などを利用したPCとの楽曲共有や、私的利用範囲内でのCDなどの記憶メディアへの焼きこみなど、『music.jp』から購入した楽曲を楽しむシーンが格段に増えていきます。
『music.jp』は、お客様が音楽を気軽に楽しむことができ、音楽権利者が安心して楽曲を提供できる新たな環境を整えた上で、さまざまな新しいサービスを展開し、音楽配信市場をリードしていきます。
◆調査概要
・調査対象 :
携帯電話を所有している小学4年生~59歳の男女3,000人
インターネットを携帯電話でのみ利用している小学4年生~59歳の男女1,200人 計4,200人
・調査時期 : 2010年11月実施
・調査方法 : インターネット調査
≪ 『music.jp®』について ≫
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サイト名:music.jp®アプリ 概要:音楽プレイヤーと楽曲購入が楽しめる音楽配信サービス。音楽を再生できるアプリ“Player”(無料)と、楽曲配信サイト“Store”(有料)が利用できます。最新ヒットから定番曲まで幅広い楽曲を配信中。“Player”は音楽再生の他、音声・動画なども再生できます。 ※“Store”へのアクセスは、本アプリからのみ可能です。 課金額: |
※『music.jp』は、株式会社エムティーアイの登録商標です。
※『PlayReady』は、マイクロソフトコーポレーションの米国、およびその他の国における登録商標または商標です。
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