大阪・関西万博のステージ「【経産省PHR事業】未来の健康を考える~PHR活用法と未病の最前線~」にヘルスケア事業本部 高橋知朗が登壇しました


 2025625日(水)に大阪・関西万博で開催されたステージプログラム「【経産省PHR事業】未来の健康を考える~PHR活用法と未病の最前線~」に、ヘルスケア事業本部 高橋知朗が登壇しました。

 

 当社は、PHRの活用でより豊かなサービス・生活・体験が広がる未来につなげるべく、PHRサービス利用者の拡大とユースケースの創出を目指し、経済産業省が実施する「令和5年度補正PHR社会実装加速化事業(情報連携基盤を介したPHRユースケースの創出に向けた課題・論点整理等調査実証事業)」のPHR事業者として採択され、サービス事業者と連携しながらPHRを活用した実証に取り組んでいます。
 大阪・関西万博会場では、2025年6月20日(金)~7月1日(火)に実施されたテーマウィーク「健康とウェルビーイング」と連動し、本事業で創出された、全20事業者による10件のPHRサービスが体験展示されました。あわせて、各事業者による“PHRサービスの未来”に関するさまざまなステージも実施され、当社はステージプログラム「【経産省PHR事業】未来の健康を考える~PHR活用法と未病の最前線~」にて登壇しました。

 

 「エムティーアイの考える未来のPHR」と題して行ったステージでは、はじめに当社の取り組みについて触れ、「病院や健診機関、薬局など、さまざまな場所に記録、保管されている自身の健康データをスマートフォンでまとめて管理し、本人の意思で医師や専門家、家族と共有する。そのような仕組みを通じて、一人ひとりに寄り添ったより良いサービスの実現を目指している」と説明しました。
 さらに、PHRの未来については、「PHRを活用することで “その人に合った健康提案”が可能になる。例として、現在は全員が同じ検査を受け、一律の健診結果を受け取るという健康診断が、今後は、事前のPHRをもとにしたパーソナライズ健診や、AIによる改善提案、病院やフィットネスジムなど自分に合った行動のナビゲートが実現していく可能性がある」などの考えを述べました。
 そして最後には、「健康は、どのような人にとっても人生や自己実現の土台になるものだからこそ、当たり前に保てる状態をつくっていきたい。そのために当社は、PHRとテクノロジーを活用し、無理なく続けられる新しいヘルスケアのかたちをこれからも届けていきたい」と今後への想いを伝えました。

 

 当日、現地には約40名の方にご参加いただき、PHRの可能性や未来像について、直接お伝えできる貴重な機会となりました。今回の講演によって、PHRのある未来に目を向け、改めて健康について考えるきっかけとなれば嬉しいです。

 

 本事業における取り組みの詳細や、大阪・関西万博でのPHRサービス体験展示、講演に関するレポートは、エムティーアイ公式noteにて投稿しております。ぜひそちらもご覧ください。

★経済産業省「令和5年度補正PHR社会実装加速化事業(情報連携基盤を介したPHRユースケースの創出に向けた課題・論点整理等調査実証事業)」への採択と、創出したPHRサービスの詳細について
https://note.com/mtiltd/n/nc4c738e49322

★大阪・関西万博でのPHRサービス体験展示と、講演に関する現地レポート
https://note.com/mtiltd/n/n871ae73ef359

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