株式会社エムティーアイが提供する、スポーツチームをサポートするコンディションノート『Atleta(アトレータ)』は、サービスを利用中の高校生の選手2,451人が2021年に入力した、15万日分を超える食事記録のデータから栄養摂取状況を調査しました。
本調査では、スポーツに励む選手たちにとってコンディションを保ち、パフォーマンス高くプレーするために重要な栄養素であると考えられる「カルシウム」「鉄」「ビタミンC」の日別の摂取状況を分析しました。その結果、いずれの栄養素でも1日の摂取量の目安を満たせていない日の割合が6割以上となり、特にカルシウムは9割以上が足りない可能性があることがわかりました。
今回は、それぞれの栄養素についての分析結果とともに、『Atleta』専属の管理栄養士からのコメントと栄養素摂取のアドバイスを合わせてお届けします。
【調査方法概要】
調査対象期間:2021年1月1日~2021年12月31日
調査対象者:『Atleta』を利用する高等学校の部活動に所属する15~17歳の選手2,451名
分析対象データ:『Atleta』の「食事管理」より入力された食事記録のうち、朝昼夕3食分(摂取があった場合は間食も含む)入力され、かつ、その入力された食事内容が『Atleta』が保持する栄養素データと照らし合わせて1日に摂取した栄養素を算出可能なデータ155,356件
分析方法:厚生労働省の日本人の食事摂取基準(2020年版)※1を参考に『Atleta』が設定した摂取量の目安と、分析対象データの摂取量を比較し、過不足を分析
分析対象栄養素:カルシウム(一律1,000mg)、鉄(個人の身長、体重、性別に応じて算出(10mgまたは15mg))、ビタミンC(一律100mg)
■1日のカルシウム摂取量の目安を摂取できていない割合が9割以上!不足が顕著に表れる結果に
【カルシウム】
■結果
15歳から17歳の一般的なカルシウムの推奨量は男性が800mg、女性が650mgとなっています。※1カルシウムは汗をかくことで失われ、けが予防の観点からも運動する機会の多い選手にとって重要な栄養素です。また、女性は骨の破壊を緩やかにする働きをする女性ホルモンであるエストロゲンが、加齢などにより分泌が減ると骨粗しょう症のリスクが高まる可能性があり、積極的に摂取することが望ましいため『Atleta』では摂取量の目安を一律1,000mgに設定しています。分析対象となる155,356件のデータのうち、『Atleta』の摂取量の目安を満たしているのは9,850件で6.3%にとどまり、摂取量の目安を満たしていないのは145,506件で93.7%であることがわかりました。
また、一般的な推奨量を基準とした場合も不足傾向は同様で、男性は9割以上、女性は7割以上の日で推奨量を満たせていませんでした。
■管理栄養士からのコメント
カルシウムは骨の形成を助け、骨密度を上昇させてけがを予防するため、成長期に欠かせない栄養素です。カルシウムは汗をかくことで失われるため、日ごろから運動している選手は同年代の運動をしない人たちよりも多くのカルシウムが必要になるにもかかわらず、一般的な推奨量も満たせていない日が多いことがわかりました。十分なカルシウムがとれていないと、骨折などのけがをしやすくなります。不足を補うために、乳製品や小魚などからカルシウムを補給しましょう。牛乳は手に入りやすく、吸収率の良い食材です。コップ1杯(200g)に220mgのカルシウムを含んでいます。体脂肪率が気になる選手は、低脂肪乳を選ぶなど、自身の体調に合わせた食材を選んで摂取することをおすすめします。
■持久力の維持に関わる鉄は体内では作れない栄養素のため、積極的な摂取が重要!
【鉄】
■結果
次に、鉄は個人の身長や体重などにより摂取量が異なるため、一般的な推奨量の計算方法※1に基づき『Atleta』に入力された選手の身長、体重、性別に応じて個人ごとに算出した摂取量の目安(10mgまたは15mg)を満たしているかを調べました。その結果、摂取量の目安を満たしているのは57,523件で37.0%、満たしていないのは97,833件で63.0%となりました。
■管理栄養士からのコメント
鉄は、身体を動かすためのエネルギーを作る際に必要な酸素を体中に運ぶ赤血球の材料になるため、持久力の維持にも関わる重要な栄養素です。体内でつくることができない栄養素で、汗や月経でも失われるため、日ごろから運動している選手や特に女性は不足しやすく、積極的に摂取することが望まれます。
牛肉の赤身やいわし、かつおなどに体内で吸収されやすいヘム鉄が多く含まれます。主菜を赤身の多い肉や魚料理に変更するなどして摂取を心がけましょう。また小松菜やほうれん草など比較的吸収されにくい非ヘム鉄を含む食材はビタミンCを一緒にとることで吸収率が上がるので、意識して摂取することをおすすめします。
■鉄の吸収を助けるなど多様な働きをするビタミンCは野菜スープや果物からの摂取がおすすめ
【ビタミンC】
■結果
さらに、ビタミンCについて見ると一般的な推奨量100mg※1を満たしているのは59,812件で38.5%、満たしていないのは95,544件で61.5%となりました。
■管理栄養士からのコメント
ビタミンCは、鉄分の吸収率を向上させたり、抗ストレス作用やカラダのさびを減らす抗酸化作用など、体内でたくさんの働きをしてくれる栄養素のひとつです。不足すると疲れが取れにくく慢性疲労や貧血に繋がる恐れがあり、運動のパフォーマンスに影響を及ぼします。
緑黄色野菜や果物に多く含まれるビタミンCは、水に溶ける栄養素のため、茹でたり加熱処理すると効果が薄まります。溶けだした成分も摂取できる野菜スープを1品足したり、生の果物や果汁100%のジュースを飲むのが摂取しやすく、おすすめです。
今回の調査を通じ、日ごろ運動に励む高校生の選手たちにとって重要な栄養素である「カルシウム」「鉄」「ビタミンC」が1日の摂取量の目安を満たせていないことが多いという課題が浮き彫りになりました。
今後も『Atleta』は、食事面におけるセルフコンディショニングのサポートをすることで、選手がパフォーマンスを最大限に発揮できる環境の実現を目指します。
◆『Atleta』について
『Atleta』は、部活動などのスポーツチームの「コンディショニング」と「コミュニケーション」をサポートする機能を備えたサービスで、これまで全国で1,500を超える部活動、クラブチームに利用されています。コンディショニングの機能では、日々の体調や疲労度、食事や睡眠などの生活習慣に関するデータやトレーニングの内容、時間、強度などを選手が記録し、指導者はそれを一覧で確認できるため、直接目が届かない状況でも選手のコンディションを把握することが可能です。コミュニケーションの機能では、指導者からチーム全体や個々人に向けたメッセージ、ファイル、動画の配信や、選手との双方向のやりとりなど、チームのコミュニケーションをより深めるオンラインツールとして利用でき、スポーツの現場におけるアナログな情報共有を改善します。
サービス詳細はこちら:...
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株式会社エムティーアイ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:前多 俊宏、以下「当社」)は、令和4年3月24日付で、「子育てサポート企業」として、厚生労働大臣の認定「くるみん認定」を受けました。
くるみん認定は、次世代育成支援対策推進法に基づき、一般事業主行動計画を策定した企業のうち、計画に定めた目標を達成し一定の基準を満たした企業であることが認められた証であり、今回当社の実施する働きやすい職場づくりの取組みが評価されました。
◆エムティーアイの「働きやすい職場」実現への取組み例
① ...
株式会社エムティーアイの子会社である母子モ株式会社が運営する母子手帳アプリ『母子モ』が徳島県徳島市にて本導入され、『ひまわりっこ』として4月1日(金)より提供を開始しました。
徳島県の東部に位置する徳島市は、美しい眉の形をした眉山と、四国一の大河である吉野川をはじめ138本の川が四季折々の風景を紡ぎ出す水の都で、阿波おどりや阿波人形浄瑠璃など伝統文化も魅力のまちです。
同市では第二期子ども・子育て支援事業計画の中で、「質の高い教育・保育の提供」「教育・保育の量の確保」「地域の子ども・子育て支援の充実」の3つを基本理念とし、地域社会の全員が協力して、子どもや子育て家庭が安心して暮らせる環境づくりを推進しています。
今回、ICTを活用した新たな子育て支援策として、母子健康手帳の記録から地域の情報までをスマートフォンやタブレット端末にて簡単にサポートでき、440以上の自治体で導入されている『母子モ』が採用されました。
◆子育て世帯への温かいサポートが魅力の徳島県徳島市で『母子モ』の提供を開始!
徳島市では、令和4年4月より、子どもとその家庭及び妊産婦を対象として、妊娠期から子どもの社会的自立に至るまでの包括的・継続的な支援に係る業務を行うため、「子ども家庭総合支援拠点」と「子育て世代包括支援センター」の2つの機能を併せ持った「子ども家庭総合支援室」を設置しました。こちらでは、保健師のほか、保育士や社会福祉士といった専門職員を配置し、子育てに関する様々な相談や支援にきめ細かく対応しています。
また、乳児家庭の孤立化を防ぎ、育児不安の解消等を目的として、生後4カ月までの乳児のいる家庭を助産師等が訪問する「こんにちはあかちゃん事業」の実施のほか、誰もが安心して気軽に子育て相談や親子交流ができる地域子育て支援拠点施設「子育て安心ステーション」や「親子ふれあいプラザ」、地域に密着し、育児ノウハウを蓄積している保育所・認定こども園に併設されている在宅育児家庭相談室などを設置し、安心して子育てできる環境づくりに市全体で取り組んでいます。
今回、市の取組みを子育て世代にもっと便利に活用してもらうために、子育て情報発信の新たなツールとして、『母子モ』が採用されました。
◆地域密着型の子育てアプリで妊娠・出産・育児をしっかりサポート!
徳島県徳島市に採用された『ひまわりっこ』は、スマートフォン・タブレット端末・PCに対応したサービスで、妊産婦と子どもの健康データの記録・管理や予防接種のスケジュール管理、出産・育児に関するアドバイスの提供、離れた地域に住む祖父母など家族との共有機能や、市が配信する地域の情報をお知らせするなど、育児や仕事に忙しい母親や父親を助けてくれる便利な機能が充実しています。
育児日記として使用できる「できたよ記念日」は、厚生労働省の母子健康手帳様式例などを元に作成し、母子健康手帳の「保護者の記録」を含む発達段階や子育てにかかわる記念日を写真やメッセージと共に記録できるだけでなく、子どもの成長・発達の目安としての役割も備えています。
また、新型コロナウイルス感染症の影響により社会的に環境変化があるなかでも、アプリを通じて自治体からのお知らせや保健師からのアドバイスといった大切な情報をテキストや動画で必要な人に即時に届けることができるなど、非常時においても安心して出産・子育てができる環境づくりをサポートします。
<徳島県徳島市 内藤...
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株式会社エムティーアイの子会社である母子モ株式会社が運営する母子手帳アプリ『母子モ』が山口県熊毛郡平生町にて本導入され、『ピッ子ロひらお』として4月15日(金)より提供を開始します。
山口県の東南部に位置する平生町は、古代の女王を祀った神花山古墳、白い砂浜と澄んだ海が美しい佐合島や南瀬戸内海が一望できる大星山展望台など、歴史と美しい風景が魅力のまちです。
同町の「子ども・子育て支援事業計画」に「地域全体で取り組む子育て・親育て」を基本理念として掲げ、すべての住民が全員参加で子育てに取り組み、子育てを通して親も育っていく地域づくりを推進しています。
今回、ICTを活用した新たな子育て支援策として、母子健康手帳の記録から地域の情報までをスマートフォンやタブレット端末にて簡単にサポートでき、440以上の自治体で導入されている『母子モ』が採用されました。
◆子育て世帯を支援する様々な制度が魅力の山口県平生町で『母子モ』の提供を開始!
平生町では、妊娠期から子育て期の総合相談窓口で、子育て支援機関や医療機関などと連携を行っている子育て世代包括支援センター「カンガルーム」や、家族などから十分な支援が受けられない原則産後1年未満の母親を対象に、宿泊または日帰りでこころとからだのケアや育児サポートを行う「産後ケア事業」といった、子育て世帯が困った時に必要な支援を受けられる仕組みが整っています。
ほかにも、こどもの医療費の助成(中学校3年生まで)や、経済的な理由により修学が困難な高等学校、大学に在学もしくは進学予定の生徒や学生に奨学金貸付を行う「平生町育英基金」で、経済的な負担の軽減をおこなっています。
今回、町の取組みを子育て世代にもっと便利に活用してもらうために、子育て情報発信の新たなツールとして、『母子モ』が採用されました。
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